「株価が下がると怖くて投資できない」——そんな悩みを解消するのが「ドルコスト平均法」です。30代会社員の筆者が、10年以上実践してきた経験をもとに解説します。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法(Dollar Cost Averaging / DCA)とは、価格に関わらず、毎月一定金額を投資し続ける手法です。
例えば「毎月3万円をeMAXIS Slim S&P500に積み立てる」という形で実践します。
なぜドルコスト平均法が有効なのか?
相場を予測しなくてよい
プロの投資家でも「底値で買い、天井で売る」ことは非常に難しい。ドルコスト平均法は相場タイミングを無視して機械的に積み立てるので、素人でも実践できます。
安いときに多く、高いときに少なく買える
価格が低いときは同じ金額でより多くの口数を購入でき、高いときは少ない口数になります。結果として平均購入単価を抑えることができます。
| 月 | 価格 | 投資額 | 購入口数 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 10,000円 | 30,000円 | 3口 |
| 2月 | 8,000円(下落) | 30,000円 | 3.75口 |
| 3月 | 6,000円(下落) | 30,000円 | 5口 |
| 4月 | 10,000円(回復) | 30,000円 | 3口 |
| 平均取得単価 | 約8,254円(※一括購入10,000円より低い) | ||
ドルコスト平均法のデメリット
完璧な手法はありません。デメリットも理解した上で活用しましょう。
- 右肩上がり相場では一括投資に負ける:長期上昇相場なら早期に一括投資した方がリターンは大きい
- 下落が続く相場では損失が積み重なる:長期下落局面では効果が薄れる
- 元本割れリスクは残る:どんな手法でも損失リスクはゼロにならない
筆者の実践方法
筆者は新NISAのつみたて投資枠を活用し、毎月10万円をS&P500インデックスファンドに積み立てています。市場が下落した月でも積み立てを止めず、むしろ「安く買えるチャンス」と捉えています。
コロナショック時(2020年3月)も同様のスタンスを維持したことで、その後の回復で大きな利益を得ることができました。
まとめ
ドルコスト平均法は、相場予測が不要・感情に左右されにくい・自動化できるという三拍子が揃った、初心者から上級者まで幅広く使える手法です。新NISAと組み合わせることで、さらに税制優遇も受けられます。
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