配当金生活は実現できる?30代サラリーマンが計算してみた必要資産額

配当金投資 財務・会計

「配当金だけで生活したい」——これは多くの投資家が夢見るゴールです。30代IT系会社員として資産形成を続ける筆者が、必要資産額を具体的に計算してみました。

配当金生活に必要な資産額の計算方法

配当金生活に必要な資産額は以下の式で計算できます。

必要資産額 = 年間生活費 ÷ 配当利回り

具体例①:月20万円(年240万円)の生活費の場合

配当利回り 必要資産額
3% 8,000万円
4% 6,000万円
5% 4,800万円

具体例②:月30万円(年360万円)の生活費の場合

配当利回り 必要資産額
3% 1億2,000万円
4% 9,000万円
5% 7,200万円

配当利回り別:投資先の選択肢

利回り2〜3%:安定重視

  • 日経高配当株50 ETF(1489)
  • SPDR S&P 500 ETF(1557)
  • 東証上場の大型優良株(JT・NTT・三菱UFJ等)

利回り3〜5%:バランス型

  • J-REIT(日本版不動産投資信託)
  • 高配当株ファンド(米VYMのような商品)

利回り5%超:高リスク

高利回りには必ず理由があります。業績悪化・株価下落・減配リスクに注意が必要です。利回りが高いほどリスクも高まることを忘れないでください。

税金を忘れずに計算する

配当金には約20.315%の税金がかかります(所得税15.315%+住民税5%)。

年240万円の配当が必要な場合、税引き後で240万円を受け取るには、税引き前で約301万円の配当が必要です。

新NISAの成長投資枠を活用すると、枠内の配当・売却益は非課税になります(年240万円・生涯1,200万円まで)。

30代サラリーマンが「配当金生活」より「4%ルール」を選ぶ理由

筆者は純粋な配当金生活よりも、アメリカの研究から生まれた「4%ルール」に基づいた資産取り崩し戦略の方が現実的と考えています。

4%ルールとは:資産の4%を毎年取り崩しても、30年以上は資産が枯渇しないという研究結果に基づくもの。配当のみではなく、値上がり益も含めた総リターンを活用できます。

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