新NISAつみたて枠で何を買う?|実際に選んだ基準3つ

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新NISAのつみたて投資枠を始めようと思ったとき、「何を買えばいいんだろう」って悩みますよね。金融庁の対象商品リストを見ても、投資信託が200本以上あって選べません。証券会社のランキングを見ても、結局どれが自分に合っているのか分からない。

この記事では、新NISAつみたて枠で何を買うか迷ったときの絞り込み基準と、最初の1本の選び方を実体験ベースで解説します。

結論:新NISAつみたて枠で何を買うか迷ったら、この3基準で絞る

  • コスト(信託報酬)が年0.2%以下の商品に絞る
  • 全世界株式か米国株式のインデックスファンドから選ぶ
  • 純資産総額が1000億円以上ある人気ファンドにする

この3つの条件を満たす投資信託は10本程度に絞られます。そこから「全世界に分散したいか、米国に集中したいか」という自分の考え方で最終決定すればOKです。

私自身も投資を始めた頃は「どの商品を選ぶかで人生が変わる」くらいに思い詰めていましたが、実際に6年間運用してみて分かったことがあります。最初の1本で完璧を目指さなくていいんです。

新NISAつみたて投資枠の基礎知識

新NISAつみたて投資枠で何を買うか考える前に、前提を整理しておきましょう。

つみたて投資枠で買えるもの

金融庁が定めた条件(低コスト・分配金なし・長期運用向けなど)をクリアした投資信託とETFだけです。2024年時点で約280本が対象ですが、実質的に選択肢になるのは**インデックスファンド(指数に連動する投資信託)**になります。

個別株や仮想通貨、REITなどは買えません。成長投資枠なら買えるものもありますが、つみたて投資枠は「長期・分散・積立」に特化した制度設計です。

年間投資枠と非課税期間

  • 年間上限:120万円(月10万円まで)
  • 非課税期間:無期限
  • 生涯投資枠:1800万円(成長投資枠と合わせて)

私は新NISA開始時からつみたて投資枠で月3万円、成長投資枠で月4万円という配分で積み立てています(合計月7万円)。つみたて枠だけで上限まで使い切る必要はなく、自分の収支に合った金額で構いません。

新NISAつみたて枠で何を買うか|3ステップの絞り込み方

280本の中から選ぶのは無理なので、以下の3ステップで絞り込みます。

ステップ1:コスト(信託報酬)で絞る

投資信託には「信託報酬」という保有中ずっとかかるコストがあります。年率0.1%なら、100万円の資産に対して年1000円が差し引かれるイメージです。

つみたて投資枠対象の中で、信託報酬が年0.2%を超える商品は候補から外してOKです。 長期で積み立てるほどコスト差が利益に響きますから、最初に最安水準の商品に絞っておくのが合理的でしょう。

2024年以降は競争が激しく、全世界株式や米国株式のインデックスファンドで年0.05〜0.1%という超低コストの商品が複数あります。わざわざ高コスト商品を選ぶ理由はありません。

ステップ2:投資対象で絞る(全世界株式 or 米国株式)

低コスト商品に絞ると、投資対象は大きく分けて2種類になります。

投資対象 代表的な指数 特徴
全世界株式 MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(オルカン) 日本含む先進国+新興国の約3000銘柄に分散
米国株式 S&P500 米国の大型株500銘柄に集中投資

どちらが正解というわけではなく、「米国だけで十分」と思うか、「世界全体に分散したい」と思うか の違いです。

私は最初、全世界株式(eMAXIS Slim 全世界株式)で始めました。理由は「どの国が伸びるか分からないから、全部持っておけば安心」という考えだったからです。ただ実際に運用してみると、全世界株式の約60%は米国株で構成されているため、結果的に米国の影響を強く受けます。

その後、成長投資枠で米国ETF(VOOなど)も買い始めました。今は「つみたて枠=全世界、成長枠=米国」という配分です。最初から米国だけに絞るのもアリでしたが、当時の自分には「全世界のほうが安心」という感覚がありました。

ステップ3:純資産総額と運用会社で最終決定

同じ指数に連動する商品でも、複数の運用会社(三菱UFJアセットマネジメント、SBI、楽天など)が似た名前のファンドを出しています。

ここで見るのは 純資産総額(そのファンドに集まっている資金の総額) です。目安として1000億円以上あるファンドを選んでおけば、運用が安定していて突然償還(運用終了)されるリスクも低くなります。

人気があるファンドほど純資産総額が大きく、競争で信託報酬も下がりやすい傾向があります。具体的には以下のような商品が該当します。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

この辺りから選べば、コスト・規模・実績のどれも問題ありません。

私が新NISAつみたて枠で何を買うか決めたときの実体験

私が最初に新NISA(当時は旧つみたてNISA)を始めたのは2019年です。当時は今ほど選択肢が整理されておらず、「バランスファンド(株と債券が混ざった商品)のほうが安全かも」と悩んだ時期もありました。

結局、最初に選んだのは eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) です。理由は単純で、「全世界ってついてるから、これ1本で完結しそう」と思ったから。専門的な分析をしたわけではなく、初心者なりの「分からないなら広く持っておこう」という判断でした。

その後2020年のコロナショックで資産が一気に減り、怖くなって一部を売却してしまったのですが(約50万円の損失確定)、つみたてNISA口座の分だけは自動積立だったので売らずに済みました。この経験から、「何を買うか」よりも「売らずに持ち続けられるか」のほうが重要 だと痛感しています。

現在の積立投資枠の残高は424万円(全体の14.6%)で、累計32か月の運用で約+104%になっています。ただしこの伸びはつみたて枠だけの成果ではなく、成長投資枠や仮想通貨を含めた全体の結果です。つみたて枠はあくまで「毎月コツコツ積み立てる土台」として機能していて、派手なリターンを狙う部分ではありません。

今振り返ると、最初の1本で完璧な商品を選ぼうと悩んだ時間は無駄だったと思います。低コストで分散されたインデックスファンドなら、どれを選んでも大きな差はつきません。それよりも 早く始めて、続けること のほうがずっと大事でした。


ここまで読んで「自分も始めてみようかな」と思った方へ。私も最初は口座を作るところで数か月止まっていましたが、口座開設だけなら無料で、作ってから実際に買うかどうかをゆっくり考えられます。日本株と米国株を1つのアプリで扱える DMM 株 は、米国株が1株から買えるので少額で試したい人には現実的な選択肢でした。まずは口座を用意しておくだけでも、次に相場が動いたときに動けます。なお、株式投資は元本保証ではなく、価格変動により損失が生じる可能性があります。投資は自己責任のもとご判断ください。

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新NISAつみたて枠で何を買うか|よくある失敗3つ

失敗1:ランキング上位を深く考えずに選ぶ

証券会社の「買付ランキング」に載っている商品を選べば安心、と思いがちですが、ランキングは人気の結果であって、あなたに合っているかは別問題です。

特に注意したいのは、ランキングに「テーマ型ファンド(AI関連、ロボット関連など)」や「アクティブファンド(指数を上回る運用を目指す高コスト商品)」が混ざっている場合です。これらは短期的な話題性で上位に来ることがありますが、長期のつみたて投資には向きません。

ランキングを参考にするなら、その商品の信託報酬と投資対象を必ず確認 してください。

失敗2:複数のファンドを少しずつ買って分散した気になる

「リスク分散のために、全世界株式と米国株式と新興国株式を3つ買おう」という発想は、初心者あるあるです(私もやりました)。

ただし全世界株式のファンドには、すでに米国も新興国も含まれています。そこに別で米国株式ファンドを足すと、結果的に米国の比率が上がるだけで、意図しない偏りが生まれます。

最初は1本に絞って積み立て、慣れてから必要に応じて追加する ほうがシンプルで管理もラクです。

失敗3:分配金が出る商品を選んでしまう

つみたて投資枠の対象商品は「分配金を出さず、自動で再投資する」タイプが基本ですが、一部に分配金を出す商品も混ざっています。

分配金が出ると、その時点で税金がかかるため、複利効果が弱まります。新NISAは非課税ですが、そもそも分配金を出さずに内部で再投資してくれる商品のほうが、長期では資産が増えやすいんです。

商品名に「分配金あり」「毎月分配型」などと書いてある商品は、つみたて投資枠では避けたほうが無難でしょう。

❓ よくある質問

Q1. 全世界株式と米国株式、どちらを選ぶべきですか?

「米国経済が今後も強いと思うなら米国株式、それが確信できないなら全世界株式」という判断でOKです。全世界株式なら米国も含まれるため、米国が伸びても恩恵を受けられます。私は最初、全世界株式から始めて後で米国も追加しました。どちらか1本に絞れないなら、全世界株式が無難です。

Q2. つみたて投資枠だけで1800万円埋めるべきですか?

年間120万円×15年で1800万円に到達しますが、成長投資枠と合わせて使うほうが柔軟です。私は月3万円(年36万円)をつみたて枠、月4万円を成長枠に配分しています。つみたて枠だけで埋める義務はないので、自分の収支と投資スタイルに合わせて配分してください。

Q3. 一度選んだ商品は変更できますか?

変更できます。積立設定を止めて別の商品に切り替えても、すでに積み立てた分はそのまま非課税で保有できます。ただし頻繁に変えると管理が煩雑になるので、最初に低コストのインデックスファンドを選んでおけば、基本的に変える必要はありません。私も6年間、つみたて枠の商品は変えていません。

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📌 まとめ

新NISAつみたて枠で何を買うか迷ったら、信託報酬0.2%以下・全世界株式か米国株式のインデックスファンド・純資産1000億円以上という3条件で絞れば、ほぼ間違いありません。その中から「全世界に分散したいか、米国に集中したいか」で最終決定すればOKです。最初の1本で完璧を目指すより、早く始めて続けることのほうが大切です。

※この記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。


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