S&P500とオルカンどっち?|迷って両方買った私の判断基準

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新NISAでインデックス投資を始めるとき、必ず悩むのが「S&P500とオルカン、どっちを買えばいいの?」という問題です。私も投資を始めた当初、この選択で1か月以上悩みました。結局、迷いすぎて両方買うという決断をしたのですが、6年経った今振り返ると「選び方の基準」が見えてきたんです。

この記事では、S&P500とオルカンどっちを選ぶべきか迷っている方に向けて、米国集中と全世界分散の違いと、自分に合った選び方の考え方を実体験ベースで解説します。

結論:こういう人はこっちを選ぶ

先に結論を3つにまとめます。

  • 米国の成長を信じるならS&P500:今後も米国経済が世界をリードすると考えるなら米国集中でOK
  • 地域分散でリスクを下げたいならオルカン:米国一辺倒が不安なら全世界分散で安心感を取る
  • 迷うなら両方買うか、オルカン1本でも問題なし:私は結局両方買いましたが、オルカン1本でも米国は約6割含まれています

正直、どちらを選んでも大きく間違うことはありません。大事なのは「なぜその選択をしたか」を自分で納得できているかどうかです。

S&P500とオルカンの基本的な違い

まず前提として、S&P500とオルカン(オール・カントリー)の違いを整理します。

S&P500とは:米国の代表的な500社に投資する指数です。Apple、Microsoft、Amazon、Googleなど、世界的な大企業が中心になります。投資対象は米国のみで、地域は完全に集中している形です。

オルカン(全世界株式)とは:全世界の株式市場に投資する指数です。具体的には、先進国・新興国を含む約3,000社以上に分散投資します。米国の比率は約60%で、残り40%が日本・欧州・アジアなどです。

つまり、S&P500は「米国に全振り」、オルカンは「世界中に分散」という構造の違いがあるわけです。

S&P500とオルカンどっちを選ぶか?判断軸は3つ

私が実際に選ぶときに考えた判断軸を3つ紹介します。

① 米国経済への信頼度

最大の判断軸は「今後20〜30年、米国経済が世界をリードし続けると思うか?」です。

S&P500を選ぶ人の多くは、「GAFAMなどのテック企業が今後も成長する」「ドルが基軸通貨である限り米国は強い」と考えています。実際、過去30年のデータを見ると、米国株は日本株や欧州株を大きく上回るリターンを出してきました。

一方で、オルカンを選ぶ人は「米国が永遠に強いとは限らない」「かつて日本もバブル期は世界最強だった」という視点から、地域リスクを分散したいと考えるんですね。

私自身は「米国は強いと思うが、未来は誰にも分からない」と考えたので、両方買うことで中間を取りました。

② 安心感を取るか、リターンを取るか

オルカンは全世界に分散している分、「米国が急落しても他の地域でカバーできる」という安心感があります。ただし、分散している分だけリターンも薄まる構造です。

逆にS&P500は米国に集中している分、米国が強ければ大きなリターンが期待できますが、米国が不調なときはダイレクトに影響を受けます。

私がコロナショックで狼狽売りして約50万円損した経験があるのですが、あのとき「もしオルカンだったら少しはマシだったかも」と思ったことがあります(実際は全世界同時に下がったので大差なかったのですが)。

③ 「納得感」があるかどうか

これが意外と重要なんです。暴落時に「なぜこれを選んだんだっけ?」と迷わないためには、自分で納得して選んだという感覚が必要になります。

S&P500を選んだ人は「米国を信じる」という明確な意思があるので、暴落時も「米国は戻る」と信じて耐えやすい。オルカンを選んだ人は「世界全体が沈むことはない」と考えて安心できるわけです。

私の場合、「どっちか選べない」という優柔不断さを認めて、両方買うことで納得感を得ました。これは正解ではないかもしれませんが、少なくとも自分は納得しています。

実際のパフォーマンスはどう違う?

ここで気になるのが「結局どっちが儲かるの?」という点ですが、これは期間によって変わります。

過去10年(2014〜2024年)で見ると、S&P500の方が年率リターンは高い傾向にありました。これは米国のテック企業が急成長した期間だからです。

一方で、2000年代初頭(ITバブル崩壊後)は、米国以外の地域が強かった時期もあるんです。つまり、「どっちが絶対に強い」とは言えないのが現実なんですね。

私は2023年11月から投資を本格化させて、約2年8か月で総資産が1,307万円から2,908万円になりましたが、この期間は米国株が強かったので、S&P500の比率が高い方が有利でした。ただ、これが今後も続くかは分かりません。

私がS&P500とオルカン、両方買った理由

私の現在のポートフォリオは、新NISA(成長投資枠922万円・積立投資枠424万円)、特定口座461万円、企業型DC178万円などで構成されていますが、この中でS&P500とオルカンを両方組み入れています。

正直に言うと、最初は「どっちか選べない」という優柔不断からスタートしました。ネットで調べれば調べるほど、「S&P500派」と「オルカン派」の論争が激しくて、余計に迷ったんです。

そこで出した結論が「じゃあ両方買えばいいじゃん」でした。今思えば中途半端な選択かもしれませんが、少なくとも「選べなかった自分」を責めずに済んだので、精神的には楽でしたね。

実際に両方買ってみて分かったのは、「どっちを選んでも大差ない」ということです。オルカンの中身は約60%が米国株なので、結局米国の影響を強く受けます。両方買っても、結果的に米国の比率が高くなるだけなんです。

もし今ゼロから始めるなら、「オルカン1本」でもいいかなと思っています。理由は、それだけで世界中に分散できるし、米国もちゃんと含まれているからです。


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S&P500とオルカンどっちを選ぶ?よくある失敗3つ

ここでは、私が実際に失敗したことや、周囲で聞いた「選び方のミス」を3つ紹介します。

① 「どっちが儲かるか」だけで選ぶ

過去のリターンを見て「S&P500の方が儲かる」と短絡的に選ぶのは危険です。過去の実績は未来を保証しません。大事なのは「自分がどう納得するか」なんです。

私もコロナショックのとき、「なんでこれ買ったんだっけ?」と迷って売ってしまい、約50万円の損失を確定させました。納得感がないと、暴落時に耐えられないんですよね。

② ネットの「論争」に巻き込まれる

SNSや掲示板では「S&P500一択!」「オルカンが最強!」と断定する人がいますが、これは個人の信念であって、あなたに当てはまるとは限りません。

私も最初はネットの意見に振り回されて、毎日検索しては迷っていました。最終的には「自分で決める」しかないと悟って、両方買うという逃げ道を選んだわけです。

③ 「選んだ後」に他人と比較して後悔する

S&P500を選んだ後にオルカンが好調だと「オルカンにすればよかった」と後悔し、逆もまた然りです。これは意味がありません。

大事なのは「選んだ理由を覚えておく」ことです。私は「どっちも納得できなかったから両方買った」と明確に覚えているので、後悔はしていないんです。

S&P500とオルカン、選ぶときの注意点3つ

最後に、選ぶときに押さえておくべき注意点を3つまとめます。

① どちらを選んでも「長期保有」が前提

S&P500もオルカンも、短期で売買するものではありません。少なくとも10年、できれば20年以上持ち続ける前提で選んでください。

私は2024年8月に1か月で約222万円減り、2025年3〜4月に2か月で約456万円減る暴落を経験しましたが、売らずに持ち続けたことで資産は回復しました。

② 「どっちか選べない」なら両方でもOK

私のように「選べない」という人は、無理に決めず両方買うのもアリです。ただし、両方買っても結局米国の比率が高くなるので、オルカン1本でも大差はありません。

③ 定期的に見直す必要はない

一度選んだら、基本的に見直す必要はないんです。「今年はS&P500が好調だから乗り換える」みたいなことをすると、手数料と税金で損します。

私は最初に決めた配分を6年間ほぼ変えていません。暴落時も「ルール通り積み立てる」だけです。

❓ よくある質問

Q1. S&P500とオルカン、初心者はどっちを選ぶべき?

どちらでも大丈夫ですが、迷うならオルカン1本が無難です。理由は、オルカンなら世界中に分散しつつ、米国もちゃんと含まれているからです。「米国一辺倒が不安」という初心者には、オルカンの方が精神的に楽だと思います。

Q2. S&P500とオルカンを両方買うのはアリ?

私は両方買っていますが、正直オルカン1本でも十分です。オルカンの中身は約60%が米国なので、両方買っても結局米国の比率が高くなるだけです。ただ、「選べない」という納得感のために両方買うのもアリだと思います。

Q3. 途中でS&P500からオルカンに変えてもいい?

NISA口座内なら売却しても税金はかかりませんが、基本的に変える必要はありません。「今年はオルカンが好調だから乗り換える」みたいなことをすると、タイミングを読む投資になってしまい、長期投資の意味がなくなります。一度決めたら持ち続けるのが鉄則です。

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📌 まとめ

  • S&P500とオルカンどっちを選ぶかは、「米国への信頼度」と「安心感を取るか、リターンを取るか」で決まる
  • どちらを選んでも大きく間違うことはないが、大事なのは「自分で納得して選ぶ」こと
  • 迷うならオルカン1本でも十分。私は両方買ったが、今ならオルカン1本でもいいと思う

S&P500とオルカンの選択は、正解がない問題です。だからこそ、「自分はなぜこれを選んだのか」を明確にしておくことが、暴落時に耐えるための武器になります。私は「選べなかったから両方買った」という理由で納得していますが、あなたはどちらを選びますか?

インデックス投資全体の基本的な考え方や始め方については、別記事「インデックス投資の始め方完全ガイド」でまとめていますので、あわせて参考にしてください。

※ 投資は自己責任で行ってください。この記事は個人の体験談であり、特定の投資を推奨するものではありません。


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