「投資はいつ始めるのが正解なんだろう…」と検索してこの記事にたどり着いたあなた。いま、底を見極めてから始めたい、景気がよくなったら始めよう、そう考えていませんか?
結論から言うと、完璧なタイミングは存在しません。そして待っている間に失う機会損失は、想像以上に大きいんです。
この記事では、投資歴6年の私が実際に経験した「タイミング待ち」の後悔と、始めるべき時期を数字で示しながら解説します。
結論:投資はいつ始める?今すぐ少額から始めるべき理由
- 完璧なタイミングは誰にも分からない(プロでも当てられない)
- 1年待つと約7〜10%の機会損失が発生する可能性がある
- 少額から始めて慣れることが、長期的な資産形成では圧倒的に有利
「いつ始めるか」を気にする人が陥る3つの誤解
誤解①:暴落を避ければ儲かる
多くの人が「高値掴みしたくない」と考えて投資を先延ばしにします。気持ちはよく分かります。私も2019年に「そろそろ暴落が来るはず」と思って始めるのを半年遅らせました。
でも実際には、2019年後半から2020年2月まで市場は上昇を続けたんです。結果として、私が待っていた半年で日経平均は約8%上昇しました。仮に月3万円ずつ積み立てていれば、その期間だけで1万円以上の利益を逃したことになります。
暴落は確かに来ました(2020年3月のコロナショック)。でも、その後の回復も早かった。タイミングを待つ間に、確実に市場にいる時間は減っていきます。
誤解②:景気が良くなってから始めれば安全
「景気が良くなったら投資を始めよう」という考え方も、実は逆効果なんです。
景気が良いときは株価も高い。つまり、同じ金額で買える株数が少なくなります。投資の基本は「安く買って高く売る」ですから、景気が悪いときこそ仕込み時です。
2024年8月の急落時、私の資産は1か月で約222万円減りました。怖かったです。でも、その期間も淡々と積み立てを続けた結果、2025年以降の回復で大きく資産を増やすことができました。
市場が不安なときに買い続けられるかどうか。これが長期投資の分かれ目になります。
誤解③:勉強してから始めれば失敗しない
「もっと勉強してから始めよう」という慎重派の方もいます。勉強すること自体は素晴らしいんですが、実際に投資を始めないと分からないことの方が圧倒的に多いです。
- 暴落時に自分がどれだけ冷静でいられるか
- 含み損を抱えたときの精神状態
- どのくらいのリスクなら耐えられるか
これらは全て、実際にお金を投じて初めて分かります。私がコロナショックで狼狽売りして約50万円の損失を確定したのも、実戦経験が足りなかったからなんです。
投資をいつ始めるか:機会損失を数字で見る
1年待つことのコスト
仮に月5万円を年率7%で運用した場合、以下のような差が生まれます。
| 開始時期 | 1年後の資産 | 10年後の資産 | 20年後の資産 |
|---|---|---|---|
| 今すぐ開始 | 約62万円 | 約865万円 | 約2,613万円 |
| 1年後開始 | 0円 | 約803万円 | 約2,490万円 |
| 差額 | 62万円 | 62万円 | 123万円 |
※年率7%は過去の株式市場の平均的なリターンを参考にした試算です。
1年待つだけで、20年後には123万円の差が生まれます。これが機会損失です。
私の実例:2,671万円までの道のり
私は2019年に投資を始めました。正確には「始めようと思ってから半年待って」始めました。
2023年11月時点で総資産は1,307万円。そこから約2年8か月で2,671万円まで増やすことができました(約+104%)。この間、月7万円ほどを積み立て続けています。
もし私が2019年にすぐ始めていたら? 半年早く始めていたら、コロナショック前にもう少し積み立てられて、その後の回復で得られるリターンも大きかったはずなんです。
タイミングを待つことの代償は、後から取り戻せません。時間だけは買い戻せないからです。
投資を始めるべき「今」の条件
条件①:生活防衛資金がある
投資はいつ始めるべきか? 答えは「生活防衛資金を確保した今すぐ」です。
生活防衛資金とは、万が一収入が途絶えても生活できるお金のこと。目安は生活費の3〜6か月分になります。
私は一時期、現金比率を105万円まで下げてしまい「生活防衛資金が薄すぎた」と反省しました。投資に回しすぎて、急な出費に対応できなくなる不安があったんです。
まずは生活防衛資金を貯める。次に投資を始める。この順番だけは守ってください。
条件②:少額から始められる
「いつ始めるか」より大事なのは「いくらで始めるか」です。
最初から大金を投じる必要はありません。月1,000円、5,000円、1万円。自分が無理なく続けられる金額で十分なんです。
新NISA(つみたて投資枠)なら100円から始められます。私も最初は月3万円からスタートしました。慣れてきたら少しずつ増やせばいい。
小さく始めて、経験を積む。これが最も確実な方法です。
条件③:長期で考えられる
投資は短期で儲けるギャンブルではありません。10年、20年と続けることで、複利の力を活かすものです。
私は投資を始めて6年ですが、その間に何度も暴落を経験しました。
- 2020年コロナショック:狼狽売りで約50万円の損失
- 2024年8月の急落:1か月で約222万円減
- 2025年3〜4月:2か月で約456万円減
でも、長期で見れば資産は確実に増えています。短期の値動きに一喜一憂せず、淡々と続けられるか。ここが投資の本質なんです。
いつ始める?具体的なアクションプラン
ステップ1:証券口座を開設する(所要時間:10分)
投資を始める第一歩は証券口座の開設です。楽天証券、SBI証券、マネックス証券など、ネット証券なら手数料も安く、操作も簡単です。
口座開設はスマホで完結します。本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)を用意して、指示に従って入力するだけ。10分もあれば申し込み完了です。
「また今度やろう」と後回しにすると、結局やらないまま時間が過ぎます。この記事を読み終わったら、すぐに手を動かしてください。
ステップ2:新NISAのつみたて投資枠で月1万円から始める
口座が開設できたら、新NISAのつみたて投資枠を設定しましょう。
つみたて投資枠は年間120万円(月10万円)まで非課税で運用できる制度です。最初は月1万円でOK。全世界株式や米国株式のインデックスファンドを選べば、リスクを分散しながら市場全体の成長に乗れます。
私の現在の積立投資枠は385万円(総資産の14.4%)。これも最初は月3万円からコツコツ積み上げてきた結果なんです。
ステップ3:自動積立を設定して放置する
投資で一番大事なのは「続けること」です。そのために自動積立を設定しましょう。
毎月決まった日に、決まった金額が自動で買い付けられる。これなら相場を見てタイミングを計る必要もないし、感情に左右されることもありません。
私は給料日の翌日に自動積立が実行されるように設定しています。相場が上がろうが下がろうが、淡々と買い続ける。この仕組み化が、長期投資の成功の秘訣です。
私が「もっと早く始めればよかった」と後悔した瞬間
2020年3月、コロナショックで市場が暴落したとき、私は怖くなって持っていた株を売りました。約50万円の損失を確定させたんです。
でも、その後市場は急回復しました。私が売った銘柄も数か月で元の水準に戻りました。もし売らずに持ち続けていたら、損失はゼロ。それどころか、その後の上昇で大きな利益を得られたはずです。
この失敗から学んだのは、暴落は買い増しのチャンスだということ。そして、そのチャンスを活かせるかどうかは、経験と慣れにかかっているということでした。
2024年8月の急落時、私の資産は1か月で約222万円減りました。でも今度は売りませんでした。むしろ、いつも通り淡々と積み立てを続けたんです。
なぜなら、2020年の経験があったから。失敗を経験し、乗り越えた経験があったから、冷静でいられたんです。
もし私が2019年にすぐ投資を始めていたら、コロナショック前にもっと経験を積めていたはずです。そうすれば、あの狼狽売りも避けられたかもしれません。
「もっと早く始めればよかった」。これが私の正直な気持ちです。
ここまで書いてきたことは、あくまで私一人の判断です。正直「これで合ってるのかな」と迷った時期が長くありました。自分の状況に当てはめて誰かに整理してもらいたいなら、お金の専門家(FP)に無料で相談できる FPカフェ という選択肢もあります。何度相談しても無料で、事前に相談員のプロフィールを見て「強引な勧誘をしない人か」を確認してから選べるのは安心材料でした。まずは話を聞いてみるだけでも、自分の考えが整理されます。なお、相談内容の実行は自己判断・自己責任でお願いします。
投資をいつ始めるか迷う人が犯しがちな3つの失敗
失敗①:「暴落が来たら始める」と待ち続ける
暴落を待つ人は、結局始められません。なぜなら、いざ暴落が来ると「もっと下がるかも」と怖くて買えないからです。
私もコロナショック時、「ここが底だ」と思って買い増ししましたが、その後さらに下がりました。でも、それでいいんです。完璧なタイミングなんて誰にも分かりませんから。
暴落を待つより、今から少額で始めて慣れておく。これが正解です。
失敗②:一括で大金を投入する
「いつ始めるか」を気にする人ほど、「始めるなら一気に」と考えがちです。でもこれは危険なんです。
一括投資は、タイミングが悪ければ大きな含み損を抱えることになります。精神的に耐えられなくて売ってしまう人も多い。
少額からコツコツ積み立てる。これなら、値下がりしても「安く買えた」と思えます。私も毎月7万円の積み立てを続けていますが、この方法が一番ストレスなく続けられています。
失敗③:リスク許容度を考えずに始める
「いつ始めるか」より大事なのは「どのくらいのリスクを取れるか」です。
私は一時期、現金比率を105万円まで下げてしまいました。投資に回しすぎて、急な出費に対応できなくなる不安があったんです。
生活防衛資金は確保する。無理のない金額で始める。自分のリスク許容度を知ることが、長く続けるコツです。
❓ よくある質問
Q1. 投資はいつ始めるのが一番いいですか?
生活防衛資金を確保した上で、今すぐ始めるのがベストです。完璧なタイミングは誰にも分かりません。待っている間の機会損失の方が大きいです。少額からでいいので、まずは証券口座を開設して自動積立を設定しましょう。
Q2. 暴落が来るまで待つべきでは?
暴落を待つのは得策ではありません。いつ来るか分からないし、来たとしても「もっと下がるかも」と怖くて買えないからです。むしろ今から少額で始めて、暴落時に冷静に対応できる経験を積む方が重要です。
Q3. 投資初心者はいくらから始めればいい?
月1,000円〜1万円程度で十分です。新NISAなら100円から始められます。大事なのは金額ではなく、続けることと経験を積むこと。私も最初は月3万円からスタートしました。慣れてきたら少しずつ増やせばOKです。
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📌 まとめ
- 投資はいつ始める? 生活防衛資金を確保した「今すぐ」が正解
- タイミングを待つ1年で、約7〜10%の機会損失が発生する可能性がある
- 少額から自動積立を始めて、経験を積むことが長期的な成功への近道
投資は自己責任で行い、余裕資金の範囲で無理なく続けることが大切です。
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