積立投資で暴落に対処する方法|狼狽売りで50万円失った実体験から

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積立投資を続けていると、必ずやってくるのが暴落です。「このまま下がり続けたらどうしよう」「一度売って様子を見た方がいいのでは」と不安になりますよね。

私も2020年のコロナショックで狼狽売りをして約50万円の損失を確定させました。その後も2024年8月に1か月で222万円減、2025年3〜4月には2か月で456万円減を経験しています。

この記事では、積立投資で暴落に対処するための具体的な方法を、実体験をもとに解説します。

結論:積立投資の暴落対処は「続ける仕組み」で決まる

積立投資で暴落に対処するポイントは以下の3つです。

  • 生活防衛資金を別で確保し、積立額は「減っても続けられる金額」にする
  • 暴落時も自動積立を止めず、むしろ買い増しのチャンスと捉える
  • 日々の資産額を見ない習慣をつくり、感情的な判断を避ける

「予測より生き残り」のスタンスで、暴落が来ても退場しない仕組みを先に作っておく。これに尽きます。

暴落とは何か?積立投資における基礎知識

暴落とは、株式市場全体が短期間で大きく下落することです。明確な定義はありませんが、一般的には数週間から数か月で10〜20%以上下がる状態を指します。

暴落の特徴

  • 予測は不可能(いつ来るかは誰にも分からない)
  • 歴史的には数年に一度は必ず発生している
  • 長期で見ると回復している(ただし回復までの期間は数か月〜数年とバラバラ)

積立投資は「ドルコスト平均法」という手法で、価格が下がったときも一定額を買い続けることで平均購入単価を下げる効果があります。つまり暴落は理論上「安く買えるチャンス」なんです。

ただし、実際に自分の資産が数百万円減るのを目の当たりにすると、理屈では分かっていても感情が揺れます。私も頭では理解していたのに、コロナショックでは売ってしまいました。

積立投資で暴落に対処する具体的な方法

暴落が来ても続けられる仕組みを、事前に作っておくことが全てです。以下の手順で準備します。

ステップ1:生活防衛資金を別で確保する

積立投資に回すお金とは別に、生活費の6か月分以上を現金で持っておきます。

私の失敗例

私は一時期、現金比率を105万円まで下げてしまい「生活防衛資金が薄すぎた」と反省しました。投資に回せば増えるという欲が出て、現金を減らしすぎたんです。

その状態で暴落が来ると「生活費が足りなくなるかも」という不安が生まれ、冷静な判断ができなくなります。

具体的な目安

  • 会社員:生活費×6か月分
  • フリーランス・個人事業主:生活費×12か月分
  • 家族がいる場合:上記に加えて予備費50〜100万円

この現金は普通預金や定期預金に置いておき、投資には絶対に回しません。

ステップ2:積立額は「減っても続けられる金額」にする

私は月6〜8万円を積み立てていますが、この金額は「資産が半分になっても続けられる」と思える範囲に設定しています。

判断基準

  • 積立額が家計の負担になっていないか
  • ボーナス頼みになっていないか
  • 暴落で資産が半減しても、同じペースで続けられるか

無理な金額で始めると、暴落時に「もう無理」となって止めてしまいます。積立投資で最も大事なのは「続けること」。だから金額を欲張らないことが、実は対処法の基本なんです。

ステップ3:自動積立を設定し、暴落時も止めない

証券口座で毎月自動で買い付ける設定にしておきます。私は以下のように設定しています。

  • つみたて投資枠:毎月自動買付
  • 成長投資枠:毎月自動買付
  • 特定口座:余裕があるときに手動で追加

暴落時の自動積立の効果

2024年8月の急落では、私の資産は1か月で約222万円減りました。でも自動積立は止めずに続けました。結果として、その後の回復局面で平均購入単価が下がっていたため、資産の戻りが早くなったんです。

暴落時に「一度売って下げ止まったら買い直そう」と考える人もいますが、底値は誰にも分かりません。自動積立を続けていれば、底値付近でも機械的に買えます。

ステップ4:日々の資産額を見ない習慣をつくる

私は以前、毎日証券口座にログインして資産額をチェックしていました。でもこれが暴落時の狼狽売りにつながりました。

現在のルール

  • 資産額の確認は月1回のみ(毎月1日にスプレッドシートに記録)
  • 日々のニュースは見ても、証券口座は開かない
  • SNSの「今日の資産公開」は見ない(他人と比較して焦るため)

見ないことで、短期的な上下に感情が揺れなくなります。積立投資は10年、20年の長期戦なので、日々の変動は意味がないんです。

ステップ5:暴落シナリオを事前に想定しておく

「もし資産が半分になったら」というシミュレーションを事前にしておきます。

私の想定例

  • 現在の総資産2,671万円が1,300万円台になっても、生活費は別にあるから大丈夫
  • 積立は月7万円のまま続ける
  • 追加投資の余裕があれば特定口座で買い増す

こうして言語化しておくと、実際に暴落が来たときに「想定内」として受け止められます。

私の実体験:コロナショックで狼狽売りした失敗

2020年3月、コロナショックで株価が急落しました。私はそのとき投資歴1年目で、資産の評価額がみるみる減っていくのを見て恐怖を感じました。

当時の状況

  • 資産が1週間で約30%減少
  • 毎日証券口座を開いて損失額を確認していた
  • SNSで「もっと下がる」という情報ばかり見ていた

そして「これ以上減る前に売ろう」と判断し、保有していた投資信託を一部売却。約50万円の損失を確定させました。

その後の後悔

その後、株価は数か月で回復し始めました。もし売らずに持ち続けていれば、損失は回復していたどころか、プラスになっていたはずです。

私が売った後も、自動積立だけは止めていなかったので、その分は底値付近で買えていました。結果として「売った分だけ損をした」という状態になったんです。

この失敗から学んだこと

  • 暴落時に売ると損失が確定する
  • 予測はできないので「続ける」ことに集中する
  • 感情的な判断をしないために「見ない」「自動化」が重要

この経験があるから、2024年8月や2025年3〜4月の暴落では売らずに済みました。


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よくある失敗と注意点

積立投資で暴落に対処する際、以下の失敗パターンに注意してください。

失敗1:暴落時に積立を止めてしまう

「下がっているときに買うのはもったいない」と感じて、積立を一時停止する人がいます。でもこれは逆効果です。

ドルコスト平均法は、下がったときこそ多く買えるので平均購入単価が下がります。積立を止めると、この効果が得られません。

失敗2:SNSやニュースで「底値予測」を探す

暴落時は「ここが底だ」「まだ下がる」という予測情報があふれます。でも、プロでも底値は当てられません。

私もコロナショックのとき、SNSで「もっと下がる」という意見ばかり見て不安になりました。でも実際には、誰も正確には予測できていなかったんです。

予測を探すより、自動積立を続ける方が確実です。

失敗3:生活費まで投資に回してしまう

「暴落は買い増しのチャンス」と聞いて、生活費まで投資に回す人がいます。これは危険です。

生活費が足りなくなると、最悪の場合、暴落の底で売らざるを得なくなります。私も現金比率を下げすぎて不安になった経験があります。

投資に回すのは余裕資金だけ。生活防衛資金は必ず別で確保しておきましょう。

❓ よくある質問

Q1: 暴落が来そうなとき、積立を一時停止した方がいいですか?

いいえ、止めない方がいいです。暴落のタイミングは予測できないので、止めると「安く買えるチャンス」を逃します。自動積立を続けることで、下がったときも機械的に買えます。私もコロナショック後は止めずに続けて、結果的に平均購入単価を下げられました。

Q2: 暴落時に追加で買い増しした方がいいですか?

余裕資金があれば検討の価値はありますが、無理は禁物です。私は特定口座に余裕があるときだけ買い増しますが、基本は自動積立のみです。生活防衛資金を削ってまで買い増すのは絶対に避けてください。

Q3: どれくらいの暴落まで想定しておけばいいですか?

リーマンショック級なら50%程度の下落もあり得ます。私は「資産が半分になっても積立を続けられるか」を基準にしています。現在2,671万円ですが、1,300万円台になっても生活費は別なので続けられます。この想定があると、実際の暴落時も冷静でいられます。

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📌 まとめ

積立投資で暴落に対処するには「予測より生き残り」の仕組みが全てです。生活防衛資金を確保し、無理のない金額で自動積立を続け、日々の資産額を見ない習慣をつくりましょう。私はコロナショックで50万円を失いましたが、その後の暴落では売らずに済んでいます。暴落は必ず来ますが、事前の準備で乗り越えられます。

※ 投資は自己責任で行い、リスクを理解した上で判断してください。


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