積立NISAの始め方:コロナショックで損した私が実践する投資術

「積立NISAを始めたいけど、何から手をつければいいかわからない」——2020年のコロナショックで一時的に資産が30%以上目減りした私が、あのとき知っておきたかったことを詳しく解説します。

現在、私は毎月約7万円を積み立てNISAで運用しています。2023年11月から公開を始めた資産推移を見ると、積み立て投資の「複利の力」を体感できます。この記事では、その経験を踏まえた実践的な始め方をお伝えします。

NISAとは何か——税制優遇の「入れ物」だと考えよう

NISAは「少額投資非課税制度」の略です。通常、株式や投資信託で得た利益には約20%の税金がかかります。しかしNISA口座で運用すれば、その利益が非課税になります。

2024年からは「新NISA」に移行し、非課税枠が大幅に拡大されました:

  • つみたて投資枠:年間120万円(旧:40万円)
  • 成長投資枠:年間240万円(新設)
  • 生涯非課税枠:1,800万円(恒久化)

私のような30代の会社員にとって、この制度は「老後資金を作るための最強の節税ツール」です。毎年の非課税枠をフル活用すれば、年間最大360万円まで非課税で運用できます。

私が選んだ投資信託:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

NISAで何を買えばいいか迷う人が多いですが、私の答えは明確です。「オルカン」と呼ばれる全世界株式インデックスファンド一択です。

理由は3つあります:

  1. 分散効果が最大:47カ国・約3,000銘柄に分散投資できる
  2. コストが最安水準:信託報酬0.05775%(業界最安クラス)
  3. 判断が不要:市場全体を買うので、個別銘柄を選ぶ必要がない

コロナショックのとき、私は個別銘柄で損失を出しました。「この会社は伸びるはず」という予測が外れたのです。その教訓から、「予測しない投資」に転換しました。インデックスファンドはまさにその哲学を体現しています。

口座はどこで開くか——SBI証券 vs 楽天証券

2大ネット証券のどちらかを選べば間違いありません。私はSBI証券を使っています。

比較項目 SBI証券 楽天証券
ポイント連携 Vポイント/Pontaなど 楽天ポイント
クレカ積み立て 三井住友カード等 楽天カード
おすすめ 楽天圏外の方 楽天経済圏の方

積み立て額の目安——手取りの何%を投資すべきか

よく「収入の20〜30%を投資に回せ」と言われますが、これは個人の生活費や貯金目標によって大きく異なります。

私の考え方:まず生活防衛資金(月の生活費×3〜6ヶ月分)を確保し、その上で余剰資金を積み立てに回します。「投資しすぎて生活が苦しい」は最悪のパターンです。

私は月7万円(つみたて枠5万円+成長枠2万円)を積み立てています。始めたばかりの方には月1〜3万円から始めて、慣れてきたら増やすことをお勧めします。

よくある疑問——今始めても遅くないか

「株価が高すぎる今、始めて大丈夫か?」という質問をよく受けます。

私の答えは「始めるタイミングより、続けることの方が重要」です。積み立て投資は「ドルコスト平均法」で、高い時も安い時も一定額を買い続けます。下がったときは多く買えるので、長期的には平均取得単価が下がります。コロナショックのような急落があっても、積み立てを続けた人が最終的に報われています。

まとめ——今日から始める3ステップ

  1. SBI証券か楽天証券でNISA口座を開設(無料・約10分)
  2. 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を選択
  3. 無理のない金額(月1〜3万円)で自動積み立て設定

2020年のコロナショックで「このまま働き続けるだけでは老後が不安」と感じたことが、私の投資人生のスタートでした。あの失敗を糧に、今は着実に資産を積み上げています。一歩踏み出すのが怖い方も、まず口座を開くだけでいい。


ゆうき(当ブログ運営者):30代IT系会社員・投資歴6年。2023年11月から資産推移を毎月公開中。


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